初めまして!管理人の「もぐたろう」です。
当サイトは発達障害に関するWEBメディア。それなのに、管理人には発達障害を持つお子様の子育て経験がありません。
そんな私がなぜ当メディアを立ち上げたのか、簡単な経歴を紹介させていただきます。
基本情報
小学生の頃に発達障害らしき子と同じクラスに
私が最初に発達障害の子供と関わったのは小学校の頃。発達障害らしき子と同じクラスになりました。
「らしき」と書いたのは、今になって「あの子は発達障害だったんだな」と思えるだけで、断言ができないからです。
その子は、いきなり大声をあげたり、授業中に暴れ出したり、とにかくクラスのトラブルメーカーでした。体格が良くて力も強かったので、暴れ出したときはとても怖かったことを覚えています。(カバンを1つ壊された記憶があります)
最初の頃は、トラブルが起こるたびにクラス全体が険悪なムードになりましたが、何度も繰り返しているうちに、クラスメイトがその子のことを理解して受け入れるようになりました。
当の本人も、クラスメイトと仲良く話せるようになり、次第にトラブルは減っていきました。(それでもたびたび暴れることはありましたが・・・)
この頃の記憶は曖昧なところも多いですが、それでも初めて発達障害らしき子と関わったのは小学生の頃でした。
就活のために始めた大学のボランティア活動
大学時代、私はゲームセンター通いが趣味の1つでした。
そして、ゲーセンでよく会っていた大学生から「自閉症の子供を支援するためのボランティアやってるんだけど、もぐたろうもやってみない?」と勧められ、やってみることにしました。
暇だったのもあるし、「就職活動で話すネタになるから」という不純な動機もありました。正直、ボランティアの中身には興味はなかった記憶があります。
ボランティア活動の内容は簡単に言うと「ダンスの練習をして、イベントで披露する」というもの。練習中の子供を見守ることが主な役割です。
イベントは無事に終わり、しばらくしてからある親(母)から一通のメールで届きます。その内容は「子供を野外行事に参加させたいけど、大変だから手伝って!」というもの。
その子は中学生で、プロレスが大好きでした。いつもプロレスの本を持っていて、プロレスの技とか選手の話を延々と続けます。
この子の特に大変だったのは、プロレス技でじゃれあってくることでした。力の加減を知らないので、本気でチョップや蹴りを入れてきます。
これには、その子の母も本当に手を焼いているようでした。小さい頃は良かったみたいですが、大きくなると本当に痛いですからね。おまけに、知らない人が見れば子供が親を強く蹴っているわけで、心象も良くありません。(でも、その子にとっては愛情表現の1つなのです・・・。)
「ひたすらプロレスの話を聞き、話が終わったらチョップとキックを受ける。そしてまたプロレスの話を聞き、以下ループ。」これが私に与えられたミッションです。
いつもなら母親が面倒を見ているのを私が代わりに対応することで、母親はゆっくり休みながらママ友とお話ができるわけです。
自閉症の子の子育てってこんなに大変なんだ・・・
私は絶句しました。
1日だけでもこんなに大変なのに、お母さんは毎日子供と向き合ってるんだよな・・・。
それと同時に、その子の母親の偉大さを知ることになります。明るくハキハキした母親で、日々の辛さを感じさせない立ち振る舞いは、尊敬に値しました。
この経験を通じて、私は発達障害の子供の子育ての大変さを少しだけわかるようになりました。
仕事で子育てに関わる
大学を卒業して就職すると、子供とその保護者に関わる仕事をすることになります。
関わると言っても現場に従事するのではなく、「仕事の一部で保護者と関わる場面がある」程度のものです。
それでも、保護者や関係機関の方と話す機会も多く、そこで子育ての実情を微力ながら学ぶことができました。
直接関わる場面は少ないですが、「シングルマザーが犯罪で捕まって育児院に入る子供」「DVで逃げ出した母親(時には父親もいました)」「不倫がバレて離婚調停中の夫婦」などなど、いろんなトラブルを見聞きすることもありました。
ちなみに、今は全く違う仕事をしています。
ブログを始めて教育について考える
アラサーになった私は、ブログ運営を始めました。
ブログは「まなれきドットコム」というサイトで、今も運営を継続しています。
このブログは「日本史を誰もがわかりやすく楽しく学べる場をWEBを通じて提供する」というのがモットーのサイトでして、半分私の趣味で運営されています。
このブログを運営しているうちに、私は「教育」に強い関心を持つようになります。特に関心を持ったのは教育格差の問題です。
教育格差と一言に言ってもいろんな問題がありますが、そこで私は思いました。
「勉強したいのにその機会がない子供」の問題って、WEBですぐにでも解決できるのでは?
ここでいう「勉強の機会がない子供」とは、不登校だったり、学校の授業が理解できずに授業はただ居るだけになっている子供のことを言います。
この問題に一石を投じるため、私は「まなれきドットコム」を運営しています。私の投じる一石は羽毛のように軽いものですが、微力ながらこの大きな問題に自分なりに向き合っていきます。
WEBメディア「なやみんこまりん」開設へ
2020年9月、私はこの教育格差の問題に2投目の石を投じるために、新しく当サイト「なやみんこまりん」を立ち上げました。
サイトの理念や内容については、以下の詳細記事をご覧ください。
私には本業がありますし、別サイトも運営しています。おまけにサイト運営に投入できる資金も決して多くはありません。
どこまでこのメディアを成長させられるか、不安要素が盛り沢山ですが、「困ったらその時に考えればOK!!」の精神で新しい挑戦にチャレンジしていきます。